権利擁護センター「ぱあとなあ和歌山」の勉強会を下記の日程で開催いたします。
この勉強会は成年後見制度等の権利擁護に関心のある方ならどなたでも自由にご参加いただけます。(会員以外の方、後見人研修を受けていない方でももちろんOKです)
できるだけ多くのみなさまにお集まりいただき、権利擁護についての理解を深め、情報交換、交流の場としていただきたいと考えておりますので、平日の夜間になりますが、ご都合のつく方は是非ご参加いただきますよう、よろしくお願いします。
日時
- 平成29年10月26日(木) 午後7時~8時30分(予定)
場所
- 和歌山県社会福祉士会 事務局 (和歌山ビッグ愛6階)
内容
- 「意思決定支援に配慮した後見活動
~意思決定支援ツールの活用~」
講師 三林 達哉 氏(ぱあとなあ和歌山)
- 日本社会福祉士会が開発した「意思決定支援ツール」の活用等について、
8月に東京で開催された研修の伝達研修です。
■「意思決定支援に配慮した後見活動のためのツール」について■
2017年3月に閣議決定された成年後見制度利用促進基本計画では、「本人の意思決定支援や身上保護等の福祉的な観点も重視した運用とする必要」が打ち出され、今後、成年後見制度において本人の意思決定支援・福祉的なアプローチを重視した支援が求められています。
日本社会福祉士会では、意思決定支援に配慮した後見活動のためのツールとして、「ソーシャルサポート・ネットワーク分析マップ」と「アセスメントシート」を開発しました(平成27年度厚生労働省老人保健健康増進事業)。
この二種のツールは、「本人に関わる意思決定の場面ごとに、ネットワーク分析マップに基づいて決定に関与させるべき関係者を選択したうえで、本人を交えた支援会議を開き、そこでの議論の内容をアセスメントシートの書式に従って記載していく」という一連のプロセスを可視化するものです。
また、本ツールは、各地域における法律系の専門職後見人や社会福祉に関する専門知識を持たない市民後見人等、成年後見に関わる多くの支援者にとって活用が可能なものとして開発しています。
その他
- 困難事例などあればお持ちください。
- 事前の申し込みは必要ありません。
- ぱあとなあ会員以外の参加もお待ちしております。