主催:一般社団法人和歌山県社会福祉士会
共通基盤研修は、会員が生涯にわたって学ぶべき共通研修課程の基幹的な研修です。相談と支援のコーディネートを担う社会福祉士は、どの分野、どの機関、どの職種に勤務していても社会福祉士としての共通基盤に根ざした実践を展開し、社会福祉士としてのジェネリックな力量を形成しておくことが不可欠です。
今回は、「社会福祉士がとらえる相談援助」について学びます。
皆様のご参加をこころよりお待ちしております。
- 日時:平成10月21日(日) 13:00~16:30
- 場所:和歌山ビッグ愛 9階 りぃぶる会議室B→C アクセス
※会議室B→会議室Cに変更になりました。(同じ9階です) - 内容:
改めて「相談支援実践(ソーシャルワーク)」の
役割について考える - 講師:木全 和巳(きまた かずみ)氏
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「社会保障制度改革推進法」が通りました。「自助、公助、共助」という自己責任を基本とする政策が進めば進むほど、貧困と格差の問題がさまざまな分野で、顕在化していくことでしょう。
ゲートキーパーとしてのケアマネジャーではなく、人権と社会正義を基盤して「当事者」によりそい、ともに課題と向き合うソーシャルワーク実践を行うワーカーが、切に求められる時代になると思います。
「つなぐ(つながる/つなげる/ほどく/むすぶ)を キーワードに、特に私自身が取り組んできた機能しょうがいのある人たちへの相談支援の実践や子どもたちの権利擁護の実践を通して、
改めて「相談支援実践(ソーシャルワーク)」の役割をみなさんといっしょに考えあいたいと思います。—–(木全和巳先生より)~*~*~
◆講師プロフィール◆
木全 和巳 氏
(日本福祉大学 社会福祉学部社会福祉学科教授)
(博士–社会福祉学:日本福祉大学)
(教育学修士–愛知教育大学)
【専門分野】
社会福祉学、障害者福祉論、児童福祉論、社会福祉実践論
【キーワード】
ディスアビリティ、セクシュアリティ、ソーシャルワーク、権利保障、発達保障、社会福祉政策
【担当授業科目】
- 学部:障害者福祉論、社会福祉学専門演習Ⅰ・Ⅱ、ソーシャルワーク実習指導、
ソーシャルワーク実習専門指導 - 通信大学院:障害者福祉特講
【著書】
- 『<しょうがい>のある思春期・青年期の子どもたちと<性>-おとなになりゆく自分を育む-』 かもがわ出版
- 『児童福祉施設で生活する<しょうがい>のある子どもたちと<性>教育支援実践の課題』 福村出版
- 『安心して豊かに暮らせる地域をつくる』 全国障害者問題研究会出版部
- 『私たちはソーシャルワーカーです』 きょうされん/萌文社
- 対象:会員、社会福祉士登録者、その他ソーシャルワークに関する方等
- 定員:50名
参加費 / 申し込み
【参加費】
会 員 | 2,000円 |
会員以外 | 3,000円 |
注)参加者都合によりすべてのカリキュラムが修了できなかった場合、参加費の返却等はできませんのでご了承ください。
【申込締切】 2012年9月28日(金)まで
【申し込み先】
一般社団法人和歌山県社会福祉士会 事務局
(住所) 〒640-8319 和歌山市手平2丁目1-2 和歌山ビッグ愛6階
(FAX) 073-499-4529
(e-mail) info@wacsw.com
【申込方法】
上記事務局まで、E-mail または FAX にてお申し込みください。
※電話での申し込みは受け付けておりません。
※受講可能な場合は事務局から電話いたしませんのでご了承ください。
★必要事項★
氏名(ふりがな)・住所・tel/fax/e-mail・勤務先名・勤務先住所/tel/fax/e-mailと、
入会状況(会員/非会員/入会希望)を明記ください。
※会員様へは受講申込書を後日郵送しますのでそちらを使用ください。