メインテーマ
生活の再生を支援する社会福祉士を目指して
~近畿からのメッセージ~
◆開催趣旨◆
われわれ社会福祉士は、日々社会福祉の向上を目指し、支援を必要とする方々と真摯に向かい合いながら、不安や課題解決に向けての実践を着実に積み重ねてきています。
激変する社会情勢下で、生活と福祉を取り巻く環境の先行きが大変見えにくく、その福祉ニーズも多様化しています。
そのような中、3月11日に発生した東日本大震災は、わが国の生活の価値観はおろか死生観をも揺るがす大きな災害となり、改めて人と人とのつながりの重要性が大きくクローズアップされました。そうしたソーシャルワークの担い手として、社会福祉士には、相談援助に軸をおいた対人援助活動に加え、他職種との連携や社会への働きかけなどが重要な職責として求められています。
本研修会では、東日本大震災後で今起こっている現実を1995年の阪神淡路大震災の支援にかかわったソーシャルワーカーたちと検証するシンポジウムに加え、各会員が個々に日々の実践を振り返り、その中で見えてくるものを検証した研究・実践報告をしていくことで、地域・社会に必要とされる魅力ある社会福祉士像について、あらためて見つめなおす機会にすることを目的に開催します。
開催予定
平成24年1月28日(土)・29日(日)
開催場所
ビッグ・アイ障害者国際交流センター ℡072-290-0900
大阪府堺市南区茶山台1-8-1
泉北高速鉄道「泉ヶ丘」駅で下車、徒歩 約200m
交通アクセス→http://www.big-i.jp/info/access.php
定員
300名
対象者
社団法人日本社会福祉士会会員および一般参加者
参加費
会員 6,000円
非会員 8,000円
学生 3,000円
交流会費:700円(参加希望者のみ:定員100名)
★交流会は、大会会場同館内において、軽食やテーマ別交流を予定していますので、
是非お気軽にご参加下さい。
申込方法
申込書に必要事項をご記入の上、下記の大会運営事務局までFAX/郵送/メールにて、お申込下さい。
(※申込書はこちらよりダウンロード出来ます)
平成23年12月19日(月)まで
申込受付後に、参加証及び請求書(入金手続のご案内)を申込代表者宛てに郵送致します。
(※入金を確認できた時点で、正式な受付と致しますのでご了承下さい。)
入金手続のご案内を受け取り後、平成24年1月23日(月)までに指定銀行にお振込下さい。
(ご入金後は、原則として返金できませんのでご了承下さい。)
日程
第1日目(28日)
11:30 受付開始
12:00 開会式
12:20 シンポジウム 『被災者支援からみたソーシャルワークの意義
-阪神・淡路及び東日本から学ぶ今後の復興支援の展望―』
シンポジスト:阪神・淡路大震災及び東日本大震災支援経験者より3名
関川 雅世 氏 (梅花女子大学 講師)
梶間 聖子 氏 (阪南市役所)
岡本 和久 氏 (神戸市こども家庭センター係長)
コーディネーター
松端 克文 氏 (桃山学院大学社会学部社会福祉学科 准教授) ≪休 憩≫
15:00 分科会
第1分科会「生きる力を見守り、育む地域支援の展開」(兵庫県支部)
第2分科会「生きる力を支え、まもる権利擁護の取り組み」(京都支部)
第3分科会「これからのソーシャルワークの指針となる実践研究」(大阪支部)
17:00 終了
17:30~19:30 交流・情報交換会 (軽食、テーマ別交流等)
第2日目(29日)
9:00 受付開始
9:30~11:30 分科会
第4分科会「生きる力を育む実践を支え、導くためのマネジメント」(滋賀県支部)
第5分科会「生きる力を支え、育むソーシャルワークの実践」(和歌山県支部)
第6分科会「生きる力を見出し、支える生活への理解と支援」(奈良県支部)
13:00 新生涯研修制度と認定社会福祉士の概要
(社)日本社会福祉士会 副会長 鈴木智敦 氏
14:20~14:40 新基礎研修の概要
(社)日本社会福祉士会 新基礎研修担当 前嶋 弘 氏
15:00 記念講演
演題:『健康な心が人間関係をつくる~笑いのプロが伝えるコミュニケーション術~』
講師:三代目 桂 春蝶 氏≪10分休憩≫
15:50 閉会の挨拶(次回開催地)
※各分科会については発表形式となっており、また日本社会福祉士会共通基盤研修の
「6領域」に充当できるよう対応しています。
お問い合わせ先
社団法人 大阪社会福祉士会 大会運営事務局
〒542-0012 大阪市中央区谷町7丁目4番15号
TEL:06-4304-2772 FAX:06-4304-2773
e-mail:ofuku@mx1.alpha-web.ne.jp
ホームページ:http://www.oacsw.or.jp/