発表資格:(社)日本社会福祉士会会員

発表内容:①個人発表(A~F分科会) 30分間 (発表15分・質疑15分以内)
          ②自主企画シンポジウム(G分科会) 3時間以内 
                                           (人数・時間配分は自由)

募集期間: 平成24年3月7日(水)~3月30日(金) ※当日消印有効

申込数:1人1発表

採用数:約30本(うち、自主企画シンポジウム1本

≪開催のねらい≫
(1)社会福祉士制度が創設されて25年、社会福祉士学会が創設されて20年が経過しました。この四半世紀の間に、核家族化、非婚化、長寿化等によって、従来、血縁や地縁によってつくられていた人々の「つながり」や「支え合い」が希薄化した結果、社会から孤立する人々の存在がクローズアップされました。同時に長引く景気低迷は、職業のみならず住居や家族、そして生きがいをも失う人々をも生み出すこととなりました。折しも3月11日に発生した東日本大震災によって、私たちは自然の力による「無縁」にも直面することになりました。
 人々が抱える生活課題の多様化、複雑化に伴い、支援における他職種連携やネットワークの重要性も指摘されています。
 本大会では、さまざまな「絆(きずな)」を通じて、社会のあり方を考えます。それは、まさにこれから先、社会福祉士の果たすべき役割を模索し、新たな決意へとつなぐ道筋となるでしょう。

(2)生涯研修制度の6領域(社会福祉士がとらえる「権利擁護」「生活構造」「相談援助」「地域支援」「福祉経営」「実践研究」)に即したそれぞれの発表を通して、これからの社会福祉士実践についての議論を共有します。

(3)さまざまな実践現場における社会福祉士の活動に基づく発表と質疑応答、意見交換を踏まえて、社会福祉士が目指す方向性を明らかにし、専門性の向上を図ります。

【分科会の構成】

  • A分科会:「絆が守る人々の生活」(社会福祉士がとらえる「権利擁護」)
  • B分科会:「絆が支える生活」(社会福祉士がとらえる「生活構造」)
  • C分科会:「絆をつくるソーシャルワーク」(社会福祉士がとらえる「相談援助」)
  • D分科会:「絆が支える地域・地域が育む絆」(社会福祉士がとらえる「地域支援」)
  • E分科会:「絆としての福祉経営」(社会福祉士がとらえる「福祉経営」)
  • F分科会:「絆をつくる・広げるための実践と理論」(社会福祉士がとらえる「実践研究」)
  • G分科会:「自主企画シンポジウム」

お問い合せ先 

(社)日本社会福祉士会 事務局 担当:柏谷(かしわや)
TEL 03-3355-6541 FAX 03-3355-6543